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全石連「新型コロナ感染予防対策ガイドライン」発出、感染症専門家の知見踏まえ改訂

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 全石連は5月14日、新型コロナウイルス感染防止に向けた、SS店頭での対策をまとめたガイドライン(GL)について、国の指針に基づいて資源エネルギー庁の助言並びに感染症の専門家らの知見を踏まえ、このほど、その内容を改訂し、全国の石油組合に発出した。顧客や従業員の健康・安全を確保する「感染防止」と、緊急事態宣言に基づく国からの要請である「燃料供給の継続」を両立させるための取り組みとして、同GLの積極的な活用を各組合員に呼びかけるよう協力を要請した。
 国は、5月4日に変更された「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」において、「事業者および関係団体は、今後の持続的な対策を見据え、専門家会議の提言を参考に、業種や施設の種別ごとにガイドラインを作成するなど、自主的な感染防止のための取り組みを進めることとし、政府は、専門家の知見を踏まえ、関係団体等に必要な情報提供や助言を行うこと」とした。
 こうした国の方針を踏まえ、全石連では、経営部会(喜多村利秀部会長)作成による「SSにおける感染防止対応策」(4月23日発出、5月1日一部改訂)をベースに、石油流通課を通じて、感染症の専門家らの助言を受けて、改めて同対応策の内容を精査し、「ガソリンスタンドにおける新型コロナウイルス感染予防対策GL」として策定し直した。
 同GLでは、顧客やSSスタッフ(社員・パート・アルバイト等)の健康・安全を確保しつつ、可能な限り地域社会への燃料供給を継続するため、国による感染症対策の基本的対処方針に基づき、自己への感染、他者への感染を回避するよう、感染予防に向けた日常生活・就業時での対応をはじめ、フル・セルフサービスの運営形態別の対策や油外販売時の対応などについてまとめた。なお、対応策の内容については、今後の各地域の感染状況を踏まえ、随時見直していくこととしている。
 具体的には、営業時間・就業体制での対応策として、燃料供給に支障をきたさない範囲で、24時間営業の自粛や営業時間短縮、定休日の設定。可能な範囲でSSスタッフの出勤を輪番制にするなど必要最小限の人数での対応などを求めている。また、新型コロナウイルス感染症対策専門家会議が発表している「新しい生活様式」の実践例などを周知するなどの取り組みも求めている。
 給油サービス等における注意点では、SSスタッフは、可能な限りマスクを着用して接客し、対応終了後は可能な限り手指を消毒。不特定多数が触れる場所を始業前・始業後に清拭消毒。極力、フィールド内、サービスルーム内のゴミ箱は使用できないようにする。SNSやメールによるイベントやキャンペーン、特売日の告知は、不特定多数の顧客が殺到する可能性があり、感染防止の観点から可能な限り自粛—などとした。
 油外販売等の対応では、サービスルームが作業完了待ちの顧客で密集することのないよう、予約制に移行するなどの取り組み。手洗い洗車やタイヤ・オイル交換を受注した場合は、車は顧客自身に移動してもらう。SSスタッフが移動する場合は、顧客に説明のうえ、車内で触れる場所(ハンドル等)を消毒—などの対応を求めている。

※5月21日にガイドラインを改訂。ガイドライン中のⅡ.4に「人と人との距離をできるだけ2mを目安に(最低1m)確保するよう努める」旨を追記。

 

※ガイドラインの内容はこちらのPDFデータを確認ください。↓↓↓