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SSトラブルよろず相談室・事例集⑭ 車を預かったが取りに来ない、連絡つかない、対応どうする?

車両未引取りトラブル

ジャパンリスクソリューション主席コンサルタントの佐藤哲治が、クレーム対応や労務問題など、SSで発生したトラブルの解決事例を紹介!

<トラブル内容>

 古い車のヘッドランプの交換作業を引き受け、車両を一時預かりしたが、作業完了後に引取りに来ないし、代金は未払い。携帯電話にも出なくなり、1ヵ月が経過。郵送した請求書などの簡易書留は届いている様子だが、夜アパートに行くと電気は消えている。この様な時の対応は?

<解説>

 最近、車両未引取り事案が多発しているが、法的な手続きを駆使して車両引取りと代金回収をしなくてはならない。これを読んで、万が一に備えてほしい。
 SSでは一時的に預かった車を引き取りに来ない(放置)というケースが散見される。本事例では「代金未回収」と「車両放置」という2つの問題を抱えてしまった。
 まず先行すべきは車両所有者にアクセスすること。携帯電話が通じないのであれば本人の自宅を訪問せざるをえない。事例では帰宅が予想される夜中に訪問するも不在。持家でない場合は厄介だ。借家のオーナーにも生活状況などを確認するべきである。
 本人と連絡が取れないことが判明したら、すぐに法的措置に移行する必要がある。ここから先は結構面倒。簡単にいえば、配達証明付郵便で代金請求と車両引取りを要請。一定期間をおいて裁判所に車両の所有権移転を申立てる。名義変更後に売却もしくは登録抹消する。という手順になる。
 しかし、こういうケースは車両価値がほとんど無いものが多く、売却しても代金回収・法的手続き費用回収もできないのが通常だ。

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